
ニッポン制服クロニクル ー昭和100年! 着こなしの変遷と、これからの学生服ー 2025
2018年「セーラー服と女学生」展、2019年「ニッポン制服百年史」展に次ぐ、弥生美術館・学生服展の第三弾! 今回は制服の〈着こなし方〉に焦点をあてます。
学生の心理は複雑です。自己主張をしたがる一方で、周囲と同じでありたいとの気持ちも強く、仲間意識にも敏感です。こうしたデリケートな胸の内は制服の〈着こなし方〉に現れます。スカート丈やズボン幅やタイの結び方など、わずかな違いでありますが、そこにはたくさんの情報が込められているのです。
1970~80年代には〈ツッパリ&スケバン〉、1990年代には〈ガングロ&ルーズソックス〉など、極端な着こなしも登場しましたが、根底には青春を生きる若者たちの繊細な心理がありました。
また、学生服は〈社会の変化をうつす鏡〉でもあります。現代は多様性を認める世の中を志向していますが、それに応じて制服もアップデートし、現在は〈令和のモデルチェンジブーム〉の真最中です。
「昭和100年」の今、学生服について考えてみませんか。
実物資料も多数展示。気鋭のアーティストによる絵画作品もご紹介します。
■開催概要
弥生美術館
会 期 2025年(令和7)6月7日(土)~9月14日(日)
開 館 時 間 午前10時~午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休 館 日 月曜日
ただし7月21日(月祝)、8月11日(月祝)開館、7月22日(火)、8月12日(火)休館
料 金 一般1200円/大・高生1000円/中・小生500円
Official Web: Click Here
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