岸和田だんじり祭 2024

岸和田だんじり祭（きしわだだんじりまつり）は、大阪府岸和田市で行われる祭。岸和田祭、または、旧市の祭とも呼ばれる。関西各地で行なわれるだんじり祭のひとつ。伝統行事としても知られる。

 

概要
岸和田市北西部、岸和田城下およびその周辺（旧市と呼ばれる地域）で毎年9月&10月に行われる。

1745年（延享2年）に、北町の茶屋新右衛門が大坂の祭を見聞し、牛頭天王社（現・岸城神社）の祭（旧暦6月13日）に献灯提灯を掲げたいと藩主に願い出て許可されたのが始まりである。また、1703年（元禄16年）、当時の岸和田藩主であった岡部長泰が伏見稲荷大社を岸和田城三の丸に勧請し（→三の丸神社）、五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭を始まりとする説がある。岸城神社では、疫病退散の祭として町方の人々が始めたのが起源としている。

速度に乗っただんじりを方向転換させる「やりまわし」が醍醐味で、曳行コースの曲がり角は大勢の観客であふれる。また、だんじりに施された精緻な彫刻も見所で、休憩時などの停止中に申し出れば見物を許可してくれることもある。

もとは関西の一地方の祭であったが、昭和の終わり頃から多くのメディアで紹介されるようになり、一気に全国区の祭となった。近年、だんじりを所有する町会がさらに増加しており、規模が拡大しつつある。同日開催の春木だんじり祭と合わせて南北3.5km、東西1kmの範囲で交通規制が敷かれる。これは南海本線春木駅-蛸地蔵駅間の4駅全てが含まれる規模である。2009年度の観客数は2日間で56万人。また全国区になる事での弊害も生じている。

 

 

 

 

イベント概要

■開 催 日

岸和田だんじり祭には、9月祭礼と10月祭礼があります。祭の規模と開催する地区が異なります

• 9月祭礼は、岸和田市の海側の地域が中心で、敬老の日の前日と前々日に開催されます(2024 9月14日 & 15日)。メディアなどでよく取り上げられるのは岸和田地区・春木地区です。
• 10月祭礼は、岸和田市の山側の地域が中心で、体育の日の前日と前々日に開催されます(2024 10月12日 & 13日)。東岸和田地区、南掃守地区、八木地区、山直地区、山直南地区、山滝地区の6地区で行われます。

■開催場所　大阪府岸和田市

公式サイト：Click Here